やっぱり迷惑?「バレンタイン禁止令」が続出している職場のリアル

やっぱり迷惑?職場内バレンタイン反対派の声

逆に、職場内での義理チョコ配布が許されている職場では、こんな声も上がっています。

・「ほかの部署の人がチョコを渡すので、自分のところだけ渡さないわけにはいかない。正直、職場で禁止してほしい」(30代女性・人事)
・「あげた人が目立つので、あげないという選択肢がない。全面的に禁止にしてくれたら、気を遣わないで済むのにと思う」(40代女性・秘書)

一人目の回答者の方は、一人当たりの予算が1200円だそうで、人数によってはかなり家計を圧迫することに。楽しいはずのイベントが、任意ではなく、実質強制になってしまっていては元も子もありません。

・「気も遣うし、この習慣はいらないかなと思っています」(20代女性・受付)
・「やらなくて良いと思う。男性もお返しを考えるのが大変」(30代女性・営業)
・「バレンタインは男女に関わらず贈り合うものなのに、女性から男性へというのが当たり前になっているのがわからない」(30代女性・接客)

「職場内バレンタイン禁止令」に賛成する人の理由の多くが、「あげる方・もらう方どちらにも負担がかかるから」。自発的にあげるならまだしも、「周りがあげているから」というような後ろ向きな理由では、あげる方ももらう方も嬉しくはないですよね。

職場内バレンタインで上司に「媚び」を売る作戦も

とは言え、男性の中で「義理チョコ」をくれた人への好感度はグッと上がります。ロッテの調査では61.8%の人が「義理チョコをくれた人の好感度が上がる」と回答しています。

ここで問題になるのが、チョコを“あげた人”と“あげない人”の差です。

・「値段の格差が人間関係に影響しそう」(20代女性・不明)
・「立場がある人には、媚びを売っておこうと思っています」(30代女性・人事)

あげるのも自由、もらうのも自由なのであれば特に問題ない気もしますが、職場内バレンタインだからこその悩みは少なくなさそうです。

職場内バレンタインで親交アップ?お菓子は大切なコミュニケーションツール

ただし、職場内バレンタインは必ずしも否定的な要素ばかりではありません。


ロッテの調査によると、 “社内の人にされて嬉しいこと”のダントツ1位が「お菓子の差し入れ」(59.6%)であることがわかります。さらに、それがきっかけで“以前より仲良くなった異性がいる”と答えた男性が76.9%もいることがわかりました。つまり、社内に気になる男性がいる場合、女性からお菓子を贈ることで距離が縮まる可能性があるということ!職場内の親交を深める意味でも、バレンタインはいいきっかけになるかもしれません。

職場バレンタインも各自で楽しもう

公に「バレンタイン禁止令」を敷く企業が増えている今、以前のような職場での“義理チョコ”文化は終焉を迎えたと言えるでしょう。ただし、「本命や家族にはあげる」と答えている人は過半数近くいることもお忘れなく。バレンタインはプライベートなもの、もしくは職場恋愛発展のきっかけとして、各々で楽しむのが正解かもしれませんね。

※データ引用:マクロミル「バレンタイン定点調査2019」、ロッテ「バレンタインに関する意識調査」「ホワイトデーに関する意識調査」、日本法規情報「職場内のバレンタイン禁止令に関するアンケート調査」

◇周防 美佳(すおう みか)
編集・ライター。東京都生まれ。フェリス女学院大学国際交流学部卒業。在学中よりフリーライターとして活動を始め、現在はwebメディアを中心に、雑誌のインタビューや広告のコピーライティングなど幅広く手がける。「マッチングアプリ研究・活動家」として、トークショーなどに出演することも。

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