ロジックツリーの正しい使い方【例題】なぜアップルの売上が下がったか?

【インヴィニオ代表 土井哲】デキるビジネスパーソンへの「自分開発講座」⑧

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論理的に考えるための「ロジックツリー」の使い方

今回は、これまでとはガラッと話題を変えて「ロジックツリー」というツールを取り上げます。
このツールはいろいろな使い道があります。若手のうちに使いこなせるようになると、これからのビジネスにおいて、さまざまな場面で活用できるものです。

世の中に「ロジックツリー」について書いてある本は多くありますし、ネットでも簡単に検索することができると思いますので、重要だと思われるポイントを紹介します。
「ロジックツリー」は、ビジネスでいろいろと役立つと言われますが、私は主に次の3つの使い方があるのではないかと考えています。

1.何か問題が起こっているときに、問題がどこで起こっているのかを特定したり、何が問題の大きな要因なのかを特定したりするとき
2.発想を広げる、アイディアを出すとき
3.「仮説の検証」を行うとき

この中の「仮説の検証」というのは、あまり聞きなれない言葉かも知れませんので、次回以降に説明します。

今回は1.の「問題の特定」について考えます。
ビジネスをやっていると、最初からすべてがうまくいくとは限りません。
常に問題が起こると考えていた方が良いでしょう。
これまでも書いてきたように、上場企業であれば株主から成長を求められます。中期経営計画の中で「売上を〇〇%伸ばす」などと計画を立てても、計画通りにならないということは、良くあることです。
「顧客満足度が低い」「従業員が不満を抱えている」「社員間のコミュニケーションが悪い」など、考えてみれば問題は至る所にあります。

そのような問題に対して、何もしなくても良いのなら幸せなのですが、早めに解決しないと、さらに悪い状況になる、ということですと「手を打たざる」を得ません。
そんなとき、まず客観的に問題が「どこで」「どのように」起こっているかを、正確に特定することが重要です。何故なら「問題の発生箇所」が特定できなければ、適切な手が打てないからです。

これから車に乗ろうと思って「エンジンがかからない」というトラブルにあったときに、ガソリンが無いから動かないのと、バッテリーが切れて動かないのとでは、対処方法がまったく異なります。問題を起こしている場所の特定は、問題解決の「基本動作」として、とても重要なのです。

「ロジックツリー」とは、あるテーマを「論理的に分解」して、ツリー状に整理する道具です。
ですので、この「考具」を使いこなすには、「論理的に分解するとは、どういうことか」、この点をまず理解することが重要です。

論理的とは、そもそも何か、みなさんはご存知ですか?
「論理力」とは、どのような力のことでしょうか?

論理学の定義をみると、「主張とその主張のために提出された根拠との関係を扱う学問」とあります。
キーワードは「関係」です。まずこれが重要です。
論理的に分解するとは、誰にとっても関係が分かるように分解することです。

→アップルを例に「ロジックツリー」の使い方を学びます!

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