なぜ留学?小室圭さんのキャリア形成を絶対に真似してはいけない理由

やはり捨てきれなかった?“国際キャリア”への思い

小室さんは、ICU時代は「海の王子」になったりUCLA留学を楽しんだりした後、世界ではありえない日本式の“新卒一括採用”で三菱東京UFJ銀行(当時)に入行します。配属先は丸の内支店。日本的キャリアとしては、エリートコースと言えるものです。順調にいけば、国際金融マンの道も開けたと思われます。

ところが、銀行を2年で辞め、都内の法律事務所でパラリーガルとして働くことになったのです。パラリーガルと言えば聞こえはいいですが、実態はアルバイト事務員とそう変わりません。法律事務所のパラリーガルは、たいていは弁護士を目指す法学部出身者が将来のためにやるものです。ここで小室さんは、金融から法務へのキャリアの転換をはかったと言えます。

小室さんはさらに、パラリーガル生活をしながら一橋大学大学院(国際企業戦略研究科、社会人向け夜間コース)に通いました。そのときの修士論文の内容を『週刊文春』(2018年5月24日号)が報じていますが、論文テーマは「海外から日本への投資」。日本への投資は主要各国に比べて圧倒的に少ないことを指弾するものでした。

このことから、やはり小室さんは、一度は捨てたはずの“国際キャリア”を捨てきれなかったと推測できます。それが、いまになってのフォーダム大学ロースクールへの留学につながったのではないでしょうか。残念ながら、ここまで本当に回り道ばかりで、いつも決断が遅すぎると言わざるを得ません。

小室さんが米ロースクールの「学費全額無料」を勝ち取れた謎

ところで、米国のロースクールといえば、一般的には日本の法学部や法科大学院を卒業した人か、すでに弁護士資格を得ている人が行くものです。小室さんのような経歴の人が選択する道としては極めて異例。この点について、国際弁護士の八代英輝氏が『ひるおび!』(TBS系)で以下のように指摘しています。

「小室圭さんって、法学部卒でもないのですよね?日本の弁護士資格もないのに、なんで国際弁護士なんでしょう」

ところが、小室さんは「学費全額無料」というフォーダム大学始まって以来のスカラーシップ(Martin Scholarship)を獲得し、勤務先の法律事務所の生活費支援のもとに留学することができたのです。

フォーダム大学は、全米大学ランキング(『U.S. News & World Report』2017)は61位、ロースクールは全米30位以下ですから、名門イエールなどに比べたらかなりハードルは低くなります。とはいえ、出願するには年4回実施の「LSAT」(Law School Admission Test)を受験し、ある程度のスコアを取らなければなりません。さらに留学生なので「TOEFL」のスコアも必要です。この二つ以外にも、基本的なものとして大学の成績証明書、推薦状、パーソナルステートメント(自己アピールのエッセイ)、履歴書などが必要です。

これらを全部揃えて、必要なテストで入学ラインのスコアを取るのはかなり大変なことです。いったい彼はいつ試験を受け、これらの書類をそろえたのでしょうか?しかも学費全額免除を勝ち取ったのですから、まさに“快挙”と言うほかありません。

国際弁護士になっていつ日本に帰ってくるつもりなのか?➡

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