なぜ留学?小室圭さんのキャリア形成を絶対に真似してはいけない理由

あまり感心できないインターICUの進路

よく知られているように、小室さんは、小学校時代は音楽少年でした。実家のある横浜市港北区でバイオリンを習っていながら、母子2人で東京都国立市に移住までして、国立音大附属小学校に通いました。

小学校卒業後は同大付属中学校へは進まず、中学・高校と品川区のカナディアンインターナショナルスクールに進学。この学校は1999年に開設された新興のインターナショナルスクール(インター)です。

インターは、一般的には、英語が覚束かないうえ日本だけで育った小室さんのような“純ジャパ”は受け入れません。しかし、新興で生徒があまり集まらなかったために受け入れたのだと思われます。小室さんは、まずは英語強化コースに回されたと言います。

インターに入れば、将来のコースはだいたい決まります。カナディアンインターですから、生徒たちはカナダや米国の大学進学を目指します。カナディアンインターは、『赤毛のアン』で有名なプリンス・エドワード・アイランド(PEI)の教育省および米国の米国西部地域私立学校大学協会(WASC)の認証校です。

筆者は娘も親戚もインターの出身なので、インターでの教育内容を熟知しています。娘が入学したとき、「日本の大学進学をお考えなら考え直してくだい」とはっきり言われました。当時、文科省はインターを日本の教育機関とは認定せず、日本で進学できる大学は上智かICU(国際基督教大学)などに限られていたからです。

いまでは文科省認定のインターもできました。カナディアンインターはその一つです。ICUに進学した小室さんのように、国内の大学に進学することも珍しくありません。しかし、インターに通った以上、海外ではなく国内の大学に進む選択は、内部的にはあまり感心できるものではありません。なぜなら、ここで国際的なキャリア形成をいったん捨てたことになるからです。

「海の王子」から金融マンのエリートコース、でも諦められなかった国際キャリア➡

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松下幸之助

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