イングランド優勝へ!2019ラグビーワールドカップ日本大会を大予想

2019ラグビーワールドカップ日本大会の覇者は?

ラグビーワールドカップの決勝トーナメントは、負けたら終わりのノックアウトステージだ。ここからは、プール戦の勝ち抜けと決勝トーナメントの予想から「優勝チーム」を占ってみたい。
前述したプールAの予想は、希望的観測も含めてアイルランドが1位、2位は日本。

プールBは、ニュージーランド、南アフリカと考える。焦点はプール緒戦のニュージーランド対南アフリカ。この勝敗がどちらに転ぶかによってプールの1位、2位が決定するだろう。現時点では、18年のニュージーランド戦勝利で自信を付けつつある南アフリカが1位抜けするものと予想。世界のラグビー界をリードしてきた旧敵が、大会2日目の早い段階で激突することは非常に興味深い。

プールCは、組み合わせ決定時から“死のプール”といわれてきた。前回大会で開催国ながら、予選敗退の屈辱を味わったイングランドは、前日本代表ヘッドコーチのエディ・ジョーンズに再建を託す。前回主力だった若手が経験を積み、この秋は新たな選手も試すなど、選手層も厚みを増している。ここはイングランドの1位抜けを予想。
最大の注目点は、フランス、アルゼンチン、トンガという「勢い」を得ると恐ろしいチームの行方だ。ここでは、ワールドカップでの「勝負強さ」もあるアルゼンチンの2位抜けを予想している。

プールDは、昨今の豪州の不調から、当初よりも予想が困難なプールとなった。これまでの戦績からはウェールズの1位抜け、豪州の2位抜けが順当だ。
しかし、今秋の国際試合では、フィジーが復調してきたフランスから歴史的な勝利を挙げるなど、今大会の台風の目になる可能性を感じさせた。ウェールズ、豪州、フィジーの三つ巴から、追い込まれたときに泥臭い勝負強さを発揮する豪州を1位、勢いでフィジーを2位と予想する。
上記のプール戦の予想から、決勝トーナメントの準々決勝で想定される組み合わせは、次の通り。

準々決勝
1.イングランド(プールC 1位) vs フィジー(プールD 2位)
2.南アフリカ(プールB 1位) vs 日本(プールA 2位)
3.豪州(プールD 1位) vs アルゼンチン(プールC 2位)
4.アイルランド(プールA 1位) vs ニュージーランド(プールB 2位)

イングランド対フィジーは、フィジーの勢いをイングランドがどう制圧するかに注目したい。ここではイングランドが巧みな修正能力で接戦を制すると予想。
南アフリカ対日本は、実現すればおそらく日本中が盛り上がるだろう。日本代表は大会直前の9月6日、埼玉・熊谷にて南アフリカとのウォームアップゲームを予定しているが、ノックアウトステージでは油断のない南アフリカに、日本が対抗するのは難しい。
豪州対アルゼンチンは、アルゼンチン特有の「勢い」が弾けて、サポーターとともに喜びを爆発させる瞬間を期待したい。
アイルランド対ニュージーランドは、もしかすると事実上の決勝戦ともいえるのではないだろうか。アイルランドの指揮官ジョー・シュミットヘッドコーチは、18年のワールドラグビー年間最優秀コーチ賞を受賞している。本番でオールブラックスという「最強の難敵」を乗り越えられるかに注目したい。

準決勝の2試合は、イングランド対南アフリカ、アルゼンチン対アイルランドの南北対決を予想する。これまでのワールドカップでも数々の好勝負・名勝負を演じてきた4チームだが、直近の対戦をみると、イングランドが南アフリカに1点差の勝利、アイルランドはアルゼンチンに11点差の勝利と、「僅差」で北半球勢が競り勝っている。本番でも北半球勢の席巻を期待したいところだ。

最後の決勝カードは、イングランド対アイルランドと予想。エディ対シュミットという知将対決にも注目が集まることだろう。
ここまで来れば、ワールドカップでの勝ち方や日本の事情を熟知しているエディ・ジョーンズ率いるイングランドが、最後まで走り切るのではないかと考える。

ラグビーワールドカップは、人気チーム、強豪チームにどうしても注目が集まりがちだが、この予想には出ていない国にもぜひ目を向けてほしい。今そこにある戦いに全てを出し切る選手たち、終わったあとのお互いを讃える姿など、過去の大会では勝敗を超えた何かを感じさせるものが無数に存在していた。
これまでラグビーに接する機会がなかった多くの人々が、競技の枠を超えたスポーツの素晴らしさを感じられる大会であってほしいと、切に願う。

【参考サイト】
ラグビーワールドカップ公式サイト https://www.rugbyworldcup.com/

草間 としき(くさま としき)
東京生まれ、ライター。公立高校のラグビー部に所属し、CTBとしてプレー経験あり。
大学卒業後、留学したニュージーランドでラグビーの奥深さに触れ、地元クラブに参加する。以来、国内外のラグビー動向を定点観測中。

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