イングランド優勝へ!2019ラグビーワールドカップ日本大会を大予想

1987年にはじまったラグビーワールドカップは、これまでラグビー強豪国の持ち回りで開催されてきた。9回目を数える2019年大会は、日本がはじめてのホスト国となった。アジア地域での開催はもちろん史上初。9月20日の日本対ロシアの開幕戦から11月2日の決勝戦まで、全国12都市で全48試合の熱戦が繰り広げられる予定だ。
五輪、FIFAワールドカップに続く世界三大スポーツイベントといわれているラグビーワールドカップ。今回は、日本代表の決勝トーナメント進出の可能性や優勝チームの予想などを中心に大会の展望をお届けしよう。

従来になく実力が拮抗。混戦が予想される2019年日本大会

過去8大会の優勝国をみると、2003年のイングランドを除き、他は全てニュージーランド(通称:オールブラックス)、南アフリカ(通称:スプリングボクス)、豪州(通称:ワラビーズ)の南半球の強豪3カ国で占められている。オールブラックスは11年、15年大会を勝ち抜き、大会史上初の連覇を果たした。今大会はオールブラックスが三連覇を達成するか否かが最大の焦点となる。

ただし、世界ランキングにおけるトップ10近辺までのチームは、これまでになく力をつけてきている。18年秋にオールブラックスを撃破したアイルランド、南半球の強豪三カ国との対戦を増やしてきたアルゼンチン、フランスを敵地で破ったフィジー、そして開催国の地の利を得る日本など、優勝常連国とその他上位チームの力量差は狭まっている。

予選プールでは、参加20チームが4プールに分かれ、5チームによる総当たり戦を行う。対戦成績によってプール内の順位が勝ち点方式で決定され、各プールの上位2チームが決勝トーナメントに進出できる。
では日本代表の決勝トーナメント進出の可能性を見てみよう。

想像以上の激戦!?日本の決勝トーナメント進出は?

プールAに属している開催国の日本。アイルランド(前回大会ベスト8)、スコットランド(同ベスト8)、ロシア(欧州地区予選1位)、サモア(欧州・オセアニア予選プレーオフ勝利チーム)の4チームが同組だ。現時点の予想としては、オールブラックスに完勝するほどの力を持ち、若手の台頭で選手層の厚みも増したアイルランドの優位は動かないだろう。緒戦のスコットランド戦を乗り切れば、このプールでの全勝も視野に入る。

すると、このプールの焦点は、日本とスコットランドのどちらがプール2位で決勝トーナメントに滑り込むかに絞られる。現時点での力量差ならば、スコットランドの進出が濃厚といえるが、日本がどこまで迫れるかを考えてみよう。
前回大会で日本は、史上最大のアップセットといわれた南アフリカ戦の後にスコットランドと対戦したが、試合間隔が短い日程上の不利もあって敗戦している。今大会は、下位国の日程上の不利がないように調整されている。よって、上位国のスコットランドの日本戦までの試合間隔は、前戦から中3日と厳しいものとなった。

しかし、それでも日本に楽観は許されない。日本はスコットランド戦の前がサモア戦だが、屈強なサモアとのバトルで、いかに負傷者を出さずに勝利し、余力を残した状態でスコットランド戦に臨むことができるかが重要となる。そして、スコットランドには日本の天敵ともいうべきベテラン、スクラムハーフのレイドローがいる。16年の日本でのテストマッチでは、途中交代で投入されたレイドローが試合の流れを捉え、日本の反則から自身のペナルティゴールで勝利に導いた。スコットランドとしては、ロシア戦で可能な限り主力を温存し、日本戦では伝統国らしい勝負強さを発揮したいところ。プールAの最終戦は、まさに“死闘”となるに違いない。

日本が開催国のノルマともいえる決勝トーナメント進出を果たすために、最低限必要なことは、安易な反則でスコットランドに得点チャンスを与えないよう「規律を保つ」ことと、そのためにレフェリーへの対応を準備することだ。前回大会のイングランドも乗り越えられなかった「自国開催の重圧」を、メンタル面でプラスに転換することも求められるだろう。ファンの歓声を乾坤一擲の力に変えたい。

日本大会の覇者は、なぜ、イングランドなのか?

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