他人に耳を傾ける「素直」さと、才能を他人のために使う「前向き」さ。

最強のサラリー社長 谷口健太郎の心を据えるビジネス道 第七回

人間の「能力」には、大きな差はないのではないでしょうか?

次に「素直で」「前向きに」「一生懸命」の「前向きに」ですが、これは、自分の能力の使う方向というか、ベクトルということだと思っています。

人の「能力」というものは、私の見立てでは、差があってもせいぜい±10%、本当はそんなにも差はないと思っています。ただ「能力」があるのに、それを怠惰な感情でさぼって使わないことはあります。
よく「おれは、やればできる子」という人がいます。その人はきっと「やる能力」はあるのでしょうが、「やる意志」や「継続する」という「能力」がないのです。その少ない「やる意志」や「継続する」という「能力」は、その人の全体の「能力」の1%も無いかもしれません。ただ、その「スイッチ」が入るか入らないかで、結果については、0から100くらいの違いが出てくるハズです。

つまり「能力」というのは、ある人の全体で俯瞰したら、そんなに差がないというのが私の持論で、人を見て、この人は能力があるとかないとか、神様でもないのに、そんなおこがましいことは、私にはできません。

「天賦の才能」と言う言葉の意味をよく考えると・・・

ちょっと、余談になりますが「能力」の高い人で、自分の能力が自分のもののように思っている人がいます。これも私の持論ですが「能力」というものは、自分のものではなく、体と同様に、自分が創ったものでもなんでもなく、天から与えてもらったものではないでしょうか。よく「天賦の才能」という言葉がありますが、天から授かったものなのです。
ですから、その「能力」を、自分のためだけに強欲に使っていくと、良い結果を招きません。天から与えてもらった「能力」は、世の中のために使って、初めて意味があるものと考えています。

余談で長くなりがちですが、次回も「前向きに」「一生懸命」に話をします。

第一回 「欲」の持ち方、使い方! はコチ

◇谷口 健太郎(たにぐち けんたろう)
ディーコープ株式会社(DeeCorp Limited)代表取締役社長。早稲田大学大学院理工学部工業経営学科卒。1987年、日商岩井(現、双日株式会社)へ入社。営業としてトルコなどに赴任しプロジェクトを多数手掛ける。2000年、ソフトバンクに転職。2002年、執行役員として同グループ会社のディーコープ株式会社へ転籍。2006年10月、同社代表取締役に就任。2012年6月に代表取締役を退任するが、2014年4月に株主の要請もあり再度代表取締役に就任。

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