東証1部上場で物流一括受託(3PL)を手掛けるハマキョウレックスは17日、日本郵便の物流子会社であるJPロジサービスの株式(発行済株式の67.6%)を日本郵便から取得すると発表した。取得価格は公表していない。株式取得後、JPロジサービスはハマキョウレックスグループ子会社となるため、商号をHMKロジサービスへ変更する。
ハマキョウレックスグループは、アパレル・食品・化粧品・医療機器などを中心に物流センター事業(3PL事業)、貨物自動車運送事業を主に展開している。
一方、JPロジサービスはこれまで全国各地に拠点を置き、百貨店物流を中心に、その他の3PL事業も運営している。
今回の株式取得により、ハマキョウレックスグループは、JPロジサービスが長年蓄積してきた物流サービスに伴うノウハウを獲得できる。又、ハマキョウレックスグループが有する物流ノウハウと、JPロジサービスがこれまで培ってきたノウハウを組み合わせることで、新規顧客の開拓並びに、JPロジサービスの既存顧客にもさらに付加価値の高い物流サービスを提供することが可能となる。