あなたの能力は「素直さ」で発揮される!

最強のサラリー社長 谷口健太郎の心を据えるビジネス道 第六回

「素直さ」を持って、周りをよく見て「吸収」する

たしかに「従順」に、全部言うことをきいていたら「奴隷」のようかもしれません。
ただし私が言いたい「素直さ」というものは、「従順さ」ということではなく、どちらかというと「謙虚さ」といったほうが、当てはまるかもしれません。
私が「素直さ」と言っているのは、「素直な」人というのは、出会ったいろいろな人の例からも「成長できる人」である、ということが間違いないと思っているからです。

人と人の能力には、勿論「差」があります。
ただ、持って生まれた「天賦の才能」の差というのは、あってもせいぜい5%ぐらいとかの、克服できる「差」のように思えるのです。
でも、その持っている能力の中でも「素直さ」という能力が弱かったり、「努力する」という能力が少なかったり、「続ける」という能力がちょっとだけ足りなかったりすると、小さな能力の差が、大きな結果の差となると思うのです。
そのちょっと少ない「素直さ」「努力する」「続ける」といった能力のために、持って生まれた「天賦の才能」が表に出てこなかったり、世の中のために役に立てなかったりするのではないのでしょうか。

その中でも、「素直さ」というものは、能力というよりも「気持ち一つ」といった面があり、「気は心」で、自分を変えられるもののように思えるのです。

「素直な人」はなんで成長できるのだろう?
それは、簡単にわかります。

例えば、新入社員のとき、皆さんは、期待と不安でいっぱいです。
少しでも早く役に立つようになりたい、少しでも早く先輩や上司に認められたいという思いから、何でもかんでも、すべてに対して吸収しようと努力します。
もしかすると生まれ持っての性格は「素直」ではなかったとしても、正しいか正しくないかは別として、今は、まずは、何でも吸収してみようという、ある意味素直さが出てきていると思います。

しかし、しかしですよ、これが、2年たち、3年たち、仕事も覚え、中堅になってきたときに、その「素直さ」を活かして継続して成長する人と、そうでない人の「差」が、大きく出てくるように思えるのです。
次回以降、もう少し「素直さ」について、詳しく考えていきます。

第一回 「欲」の持ち方、使い方! はコチ

◇谷口 健太郎(たにぐち けんたろう)
ディーコープ株式会社(DeeCorp Limited)代表取締役社長。早稲田大学大学院理工学部工業経営学科卒。1987年、日商岩井(現、双日株式会社)へ入社。営業としてトルコなどに赴任しプロジェクトを多数手掛ける。2000年、ソフトバンクに転職。2002年、執行役員として同グループ会社のディーコープ株式会社へ転籍。2006年10月、同社代表取締役に就任。2012年6月に代表取締役を退任するが、2014年4月に株主の要請もあり再度代表取締役に就任。

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