意外!?「昭和」な感じだけど実は「平成生まれ」の商品・サービス9選!

「おーいお茶」も「カルピスウォーター」も!

2018年も残すところあと1か月を切りました。来年はいよいよ「平成」最後の年となります。そこで今回は、「昭和のイメージが強い」けれど、実は”平成生まれ”の意外な商品・サービスをご紹介します。(Soysauce Magazine Online編集部)

①カルピスウォーター

まず‶平成生まれ″と聞いて驚く商品の代表格は、「カルピスウォーター」(アサヒ飲料)ではないでしょうか?

日本初の乳酸菌飲料「カルピス」が発売されたのは大正8年(1919年)までさかのぼります。長らくはビン詰めの原液で、水で薄めて飲む必要がありました。その工程を省いた「カルピスウォーター」が登場したのは平成3年(1991年)のこと。爽やかな味わいと手軽に飲めるありがたさから、一躍大ヒット商品となりました。

後藤久美子さんや内田有紀さん、長澤まさみさん、最近では永野芽郁さんらを起用したテレビCMは、ブレイク前の若手女優の登竜門と言っても過言ではありません。

②お~いお茶

平成元年(1989年)に「缶入り煎茶」の商品名変更で発売された「お~いお茶」(伊藤園)は、「暖かいもの」というこれまでの緑茶の概念を覆し、冷たい緑茶を世に広めるきっかけとなりました。

平成2年(1990年)には世界初のペットボトル入り緑茶として業界に革命を起こし、平成12年(2000年)にはホット専用のペットボトルを発売。今年で29回目を数えた「俳句大賞」とともに、食卓に安らぎを与えています。

③C.C.レモン

炭酸飲料として今でも根強い人気の「C.C.レモン」(サントリー)は平成6年(1994年)に発売されました。「レモン50個分のビタミンC」を誇り、特徴的なテレビCMとともに時を経ても大人から子どもまで幅広く愛されています。

④キリン一番搾り

宴会の席では不動のレギュラーと言える「キリン一番搾り生ビール」(キリン)が世に送り出されたのは、平成2年(1990年)です。その名の通り、麦から最初にこぼれるうまみの詰まった一番搾り麦汁のみでつくる製法で、雑味のない上質な味わいを生み出しました。

パッケージデザインを毎年のように変える工夫も施し、現在では40か国以上で販売され、世界中のサラリーマンの喉を潤し続けています。

⑤ダイソー

バブル崩壊後の平成不況は深刻でした。購買意欲が低迷する当時の消費者心理をうまく捉えたのが、100円ショップの「ザ・ダイソー」です。平成3年(1991年)、高松市に初めての直営店をオープンさせると、100円とは思えない良質な商品を豊富に取りそろえ、爆発的に店舗を増やしていきました。

2018年3月現在、ザ・ダイソーは国内に3278店舗を展開し、アジアを中心に世界26か国・地域にも出店しています。

⑥ドンキ

激安の殿堂「ドン・キホーテ」の一号店が東京都府中市にオープンしたのは平成元年(1989年)です。低価格路線のディスカウントストアとして、若者を中心とした消費者の生活に見事に定着しました。

⑦ガスト

外食産業で日本人の食生活に大きな影響を与えたのが「ガスト」です。

平成4年(1992年)、東京都小平市に第一号店を構えると、当時としては珍しいセルフ式のドリンクバーや呼び出しベルを導入して人件費を抑えることに成功し、低価格のファミリーレストランとして人気を確立しました。

⑧スタバ

外資系企業がどんどん流入してきたのも平成時代の特徴です。

「スターバックス」の一号店が東京・銀座にオープンしたのは平成8年(1996年)のこと。今では当たり前ですが、店内全面禁煙の喫茶店は当時では珍しく、若い女性客を中心に人気を呼びました。

⑨ポイントカード

今では当たり前になった店舗の「ポイントカード」ですが、平成元年(1989年)に「ヨドバシカメラ」が日本で初めて導入したと言われています。

その証拠に、ゴールドポイントカードには、表面にはっきりと「ポイントカードは、ヨドバシカメラが初めに考案したシステムです。」と明記されているのです。

ライフスタイルに定着した人気商品

いかがでしたか?ほかにも「平成生まれ」で日本人のライフスタイルに定着したな商品やサービスはいくつもあるはずです。こうした商品やサービスはきっと、元号が変わり、新しい時代を迎えても、いつまでも日本人に愛され続けることでしょう。

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