間もなく来る!?スマホ画面からアプリのアイコンが消える日

「ポストスマホ」止まらぬ進化と加速する革新

いよいよ始まる5Gサービス

約10年おきにアナログ→デジタル(第一世代、1G)→2G→3G→4Gと、携帯電話の通信方式は高性能化が進みました。2019年にはいよいよ次世代のシステムである5Gサービスが各国で始まります。5Gは「10Gbpsの超高速通信」「100万台の同時他接続」「0.1ミリ/秒の低遅延」を大きな特徴としています。

5Gに対応したスマートフォンは、4K画質の映画もストリーミングで視聴することが可能になります。またサッカー場や野球場では、自分の目で試合観戦をしながら、スマートフォンを使ってリアルタイムなプレー情報を検索したり、ゴールシーンの鮮明な拡大映像を見たりすることもできるようになります。さらにはスマートフォンを持って街に出れば、付近のお店の混雑度合いがわかり、車に乗っていれば駐車場の空き状況と料金をナビとともに教えてくれる、といったことも当たり前のようにできるようになります。5G対応スマートフォンは「高速」「同時接続」「低遅延」により、常にネットにつながっています。そしてAIの利用が本格化することから、情報を検索しなくとも「情報が自動的に飛んでくる」ようになるのです。5Gに対応したスマートフォンは今までのスマートフォンでは実現できなかった、新たなサービスを提供してくれます。

タブレットとスマホが合体した「フォルダブル」の登場

スマートフォンの形状もこれからは変わっていくでしょう。17年頃からスマートフォンの画面サイズは縦長(横長)のワイドサイズが増え、大型化が進んでいます。その先には閉じればスマートフォン、開けば大きい画面のタブレットになる”フォルダブル”タイプの製品の普及も進むと考えられています。19年にはフォルダブルスマートフォンが増え、コンテンツの種類や利用シーンに応じてスマートフォンを最適な形状で使うことができるようになります。また、裏も表も表示できるスマートフォンが増え、片面には常に必要な情報が表示される、といった使い方もされるようになるでしょう。

折り曲がるディスプレイの登場など、新しいスマートフォンが次々に生まれる

さらにはアマゾンのアレクサに代表される、スマートスピーカー機能がスマートフォンに搭載されるようになると、スマートフォンの操作もアイコンからアプリを呼び出すのではなく、やりたいことを直接語り掛ける、といった方法が使われるようになるでしょう。いずれは耳に取り付ける小型のヘッドフォンや、眼鏡型のディスプレイがスマートフォンと連携して、いつでもどんなときでも情報へのアクセスや家族・友人とのコミュニケーションが図られるようにもなるはずです。東京五輪・パラリンピックが開催される2020年には、スマートフォンは今より圧倒的に進化したものになっているに違いありません。

◇山根 康宏(やまね・やすひろ)
1964年北海道生まれ。会社員時代に香港に駐在し、海外の携帯電話事情に興味を持ったのをきっかけに独立、携帯電話研究家となる。展示会や新製品発表会のため1年のうち250日以上を海外出張に費やしている。携帯電話1500台以上を収集するコレクターでもあり、最新機種から過去製品まで豊富な知識を有している。

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