重さ2.6キロ!日本初の携帯電話はこんなにスゴかった

元祖携帯電話「ショルダーホン」登場

日本でブームになったポケベル

日本では戦後に警察用無線機が登場し、57年には近鉄が走る列車内に電話を設置し移動しながら通話できるサービスを開始しました。64年に新幹線が開通後、時速200Kmの高速な車内から電話が利用できるようになりましたが、自動車電話も含め、まだまだ移動中の電話の利用は「車内から」に限られていたのです。

68年に電電公社(現NTT)が画期的な携帯端末を登場させました。それがポケットベル(ポケベル)です。85年に通信市場が自由化されると電電公社は「NTT」となり、対抗してテレメッセージ系複数社がポケベルサービスに参入しました。ポケベル端末も数字を受信できるようになり、「0840」(おはよう)、「999」(サンキュー)など「ベル文字」と呼ばれる文化も生まれました。

なお、ポケベルは自分の発信番号は通知されないため、上記数字の末尾に自分とわかるイニシャルなどを付けて発信していました。基本料金が安いこともあり、女子高生の間でもブームとなり、休み時間には公衆電話に行列ができてポケベルメッセージを打つ、という姿も日常の光景になりました。片方向通信しかできないものの、ポケベルを持っている相手がどこにいても連絡を取れることから普及が進んだのです。しかし、その後PHSや携帯電話が普及し始めるとポケベルブームも終わり、96年を境に利用者は急減していきました。

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松下幸之助

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