横浜市の中学校には給食がないことを知っていますか?

「ハマ弁」で代替も喫食率わずか2%

地方出身で横浜市に住むOLのAさん(42)には、来年から中学生になる長男(12)がいる。毎朝7時に家を出て都内の会社に通勤しているが、会社員の夫(43)から最近、驚愕の事実を知らされた。「来年からのお弁当、大変だけど頑張ろうな」。そう、長男が通う予定の市立中学校には、給食がないのだ。(Soysauce Magazine Online編集部)

神奈川人の「常識」が全国では「非常識」

小中学生の昼食は給食が当たり前だと思っていたAさん。一方神奈川県で生まれ育った夫は、中学での昼食は母親の手作り弁当が普通だと思い込んでいた。近所の母親仲間にも神奈川県出身者が多いためか、中学からの弁当作りが話題になることもない。

食べ盛りの長男には極力コンビニの食事を与えたくないが、毎朝弁当を作ってから出勤するとなると、その苦労は計り知れない。「来年からは何時に起きて弁当を作れば出社時間に間に合うだろうか」。Aさんは乗り換え検索アプリが表示されたスマホ画面を見て、ため息をついた。

全国では90%、千葉では100%が完全給食実施

文部科学省が公表している最新の統計(2016年5月1日現在)によると、ご飯やパンなどの主食とおかず、牛乳が揃った「完全給食」を実施している公立中学校は全国で90.2%(地震の影響で熊本県は調査対象外)。35都道県が90%を超え、千葉県では全380校が完全給食を実施していた。

しかし、なぜか神奈川県では27.3%にとどまる。次いで低かった兵庫県でも62.9%あり、神奈川県は全国でダントツの最下位だ。同じ首都圏の埼玉県が99.5%、東京都は98.7%だから、神奈川県だけが全国の「常識」からかけ離れている実情がよくわかる。

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