「欲」の持ち方、使い方!

最強のサラリー社長 谷口健太郎の心を据える「ビジネス道」 【その1】

社会から「ありがとう」を集める会社が良い会社

よく、存続している会社は「社会の役に立っている会社」とか、最近では「会社のCSR」とか「社会に対する責任」とか「社会に必要とされている会社」という表現をされているかと思います。それがまさに「大欲」をかき続けている会社であり、おそらくその会社の提供するサービスは、世の中のためになっているものであり、結果として「儲かって、儲かってしょうがない」ということになるのだと思います。

そして、そういう会社の社長は、儲かっても私欲はある程度で納めて、儲かった分を「世の中に還元しよう」と考える「すてきな社長さん」なのだと思います。そうしないと、まわりから「妬み」や「やっかみ」が増えて「足を引っ張られる」ということが、すぐに起きてしまいます。

「足は引っ張られるもの」というのも世の中の一つの真理

(私は、大嫌いなのですが・・・)お昼のワイドショーなどでは、ある程度の地位の人や有名人が、何かちょっとしたことで躓いたら、それを100倍にも1,000倍にも膨らませて報道し、その人をその地位から引きずり落として、それを見るのが「民衆の楽しみ」になっているような光景が、たくさんあります。

ちょっと残念ですが、そういうものが「世の中の真理」であり、自然な動きなのだと思います。起業をして少しばかり結果を出して、周りから「うらやまし」がられて有頂天になってしまっている経営者は、結構、身近にもいます。
でもそういう時こそ「謙虚に、謙虚に」、本当の成長エンジンである「大欲」を大切にして、会社も社長も成長し続けるための「糧」となるのだと思います。
中国のことわざで「六然」というものがあります。
その中に「得意憺然(とくいたんぜん)=得意なときほど、静かで安らかな気持ちでいること」というフレーズがあるのですが、ぴったりの言葉かもしれません。
第二回 「酸」も「アルカリ」も。どちらも大切! はコチラ

◇谷口 健太郎(たにぐち けんたろう)
ディーコープ株式会社(DeeCorp Limited)代表取締役社長。早稲田大学大学院理工学部工業経営学科卒。1987年、日商岩井(現、双日株式会社)へ入社。営業としてトルコなどに赴任しプロジェクトを多数手掛ける。2000年、ソフトバンクに転職。2002年、執行役員として同グループ会社のディーコープ株式会社へ転籍。2006年10月、同社代表取締役に就任。2012年6月に代表取締役を退任するが、2014年4月に株主の要請もあり再度代表取締役に就任。

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