「欲」の持ち方、使い方!

最強のサラリー社長 谷口健太郎の心を据える「ビジネス道」 【その1】

「偶然」とは思えない出会いから

実は、私、もちろん、自ら進んでいったのではないのですが、四国の「八十八か所」を小学校のときに「遍路」しています。
この「遍路」の旅、親に連れられて、毎年正月休みに4日くらい車に乗って、四国の四つある国を毎年毎年一国ずつ、お寺をまわって、4年かけて一周するという行程でした。
当時、私は、空海さんが「どっちを向いているか」も全く知らず、単なるお正月の家族旅行くらいにしか考えていなかったのですが、不思議なもので、その後30年以上経って、悩みを解決してくれたのが、空海さんだったのです。

それから30年、たまたま本屋で手に取った本が、空海さんの教えの本でした。
何かに助けを求めたときに、恐らく小学校の記憶があって、空海さんにおすがりしたのかもしれません。
その本を読んで、4年くらい悩んでいたことが、朝霧がかかっている山の中で、昇りオレンジ色の朝日が差し込んだ刹那、霧が嘘のように晴れて真っ青な綺麗な青空になってしまう、そんな瞬間でした。

私の「悩み」の答えは、本当に簡単なものでした。

「欲」には、小欲と大欲の二種類があることを学ぶ

欲には、二つの種類があります。
一つは、お金が欲しいとか、おいしいものを食べたいとか、いい車に乗りたいとか、いい家に住みたいとか、そういう正に「私欲」です。
もう一つの「欲」というのは、人に何かをしてあげて、その人から「ありがとう」と言われて、その時に自分の心が、自分の魂が「ぷるぷる震えて」喜ぶという欲です。
前者を空海は「小欲」と呼び、後者を「大欲」といっていました。

「小欲」は、もちろん人間の心からは無くならないですし、起業などをするときに、いきなり「人のためになんとかしたい!」ということもあると思いますが、やっぱり「小欲」が一つのモチベーションエンジンになると思います。
ただ、ある程度まで、その「小欲」を追い求めて、それを手に入れていくと、人からその「小欲」の達成について「嫉まれ」その挙句には「足を引っ張られる」というようなことが、世の中では自然に発生するように思えます。
一方で、人のために何かをして、人から「ありがとう」と言われることを「喜び」としてやっていく「大欲」というものは、いくら欲をかいても、いくら人から「ありがとう」を言ってもらっても、他人から「嫉まれる」ことや「足を引っ張られる」ということは、一切ないのです。

「小欲」は、ある意味、あるところで限界がくるのですが、「大欲」については、いくら欲をかき続けても、その欲を集めすぎても限界がなく、「無限」にその欲の達成のために動いていけるのです。

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