「気配り上手」はなぜ公私ともにモテるのか?

気配りのプロが教える初対面で相手の心を掴む方法

「気配り上手」の代表、笑福亭鶴瓶と池上彰

成功している人には、成功しているだけの理由があります。特に大切なのは、相手を気遣うほんの些細な一言です。 

例えば笑福亭鶴瓶さんは、事あるごとに「何か手伝えることはないか」と聞いてくださります。あれだけの大御所の方であるにも関わらず、目の前にいる人の困りごとのお手伝いをすることに、喜びを感じるのだそうです。相手が喜ぶポイントを熟知している鶴瓶さんが、長年ファンの心を離さない理由だと思います。

また、 相手の知識レベルに合わせた言葉を選び、理解度を上げる努力を怠らないことも大切な気配りの要素です。

池上彰さんを例に挙げましょう。池上さんは視聴者に分かりやすいニュース解説に定評がありますが、ロジカルな話し方にも注目してみてください。まず、話の概要を要約してから詳細な部分の説明に入っていることが分かると思います。こうすることで、聞き手はどんな話が始まるのか心構えができ、集中して話を聞くことができますし、話の着地点を見失わずにすみます。

相手の立場に立って話をすることも、聞き手を最優先に考えた気配りのテクニックです。池上さんがTV番組に引っ張りだこな理由がここにあります。

気配り上手になれる裏技

気配り ビジネス

では、「ハイクラス」に近づくためにきょうから実践できる気配り術をご紹介しましょう。

①レスポンスの速さで相手を驚かせる

「ハイクラス」な人が1日に受信するメールの数は想像を絶します。しかし、彼らはメールに素早く対応し、常に仕事を溜めないことを心がけているようです。これはビジネスとしては基本中の基本ですが、メールの返信を後回しにしないことは、結果として相手を待たせない思いやりに繋がります。相手は「大切な存在だと認識してもらっている」と感じることになりますから、次のビジネスチャンスに期待が持てるでしょう。

②身銭を切って本物に触れる

もしもラグジュアリーな場所に招待されたら、チャンスだと思って積極的に出向きましょう。「本物」のおもてなしを体感するからこそ、「本物」のもおもてなしができる人間になれるのです。いざという時にあたふたしない最低限のマナーや気配りを身につけておくと、これまで見たこともない景色が広がり、あなたのステージアップを加速させてくれるでしょう。

③いつも笑顔を心がける

相手の心にいつまでも残る印象を植え付けられる方は、「笑顔は知性」だと捉えています。不満があっても引きづらず、いつでも最高の笑顔でお迎えする。自分の感情をコントロールすることは簡単ではありませんが、気持ちを早く切り替えることができる人は、「心の知能指数」が高いと言えます。

④背筋を伸ばす

周りの「ハイクラス」な人を思い浮かべてみてください。不思議なことに、「ハイクラス」の方に猫背はいないと思います。なぜなら、彼らには全身に自信がみなぎっているからです。「言語」と表情、態度、姿勢などの「非言語」が矛盾すると、人は「非言語」を優先すると言われています。つまり、「自信があります」と威勢がいいことを言いながらも、実際は猫背で心配そうな面もちだと、誰も信用してくれないのです。「姿に勢い」と書いて「姿勢」です。まずは背筋を伸ばすことから始めてみましょう。

身近な気配り上手を参考に

「ハイクラス」に近づくためには、周りにいる「ハイクラス」だと思う方の言動に注目してみるのが一番です。その方も恐らく、お手本とする方から学び、常に心を磨いてきたことでしょう。

「あの人違うな」「あの人とお近づきになりたい」と相手に思ってもらえるような人間になれれば、「ハイクラス」に近づきます。外見を整え、心を磨き、いつまでも相手の心に残る人を目指してください。

◇吉田 正美(よしだ・まさみ)
展示会のナレーターコンパニオンや式典のMCなどのほか、大臣や総督などのVIPアテンドを800人以上経験。司会では式典やブライダル、政経セミナーなど大物政治家からの指名も多く、1000件以上の実績を誇る。「第一印象を劇的にアップさせる」と評判の面接・婚活指導はのべ700人を数える。2018年2月刊行の『「ぜひともあなたに」とお願いされる ハイクラスな人の気配りの習慣』(KKベストセラーズ)は発売前よりAmazonマナー部門・新着ランキングで1位を獲得した。

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