【エクストリーム社長 佐藤昌平】デジタルクリエイターのプロ集団を作った「人財育成」の極意

未経験からプロに育成

――エンジニアやクリエイターといえば、人材不足が社会問題になっています。

「現在我々は、元からスキルがある人を中途採用するのではなく、経験のない人でもエクストリームに入ることによってスキルを高めることができるよう、教育や研修で組織力を高めていくことに積極的に取り組んでいます。誰しもが始めは未経験からスタートしているわけですから、経験がなくても志のある方を採用して、育成する形を取っています」

――クリエイターのプロダクションという事業形態はあまり聞いたことがありません。

「現時点においては、競合企業がもっと出てきてほしいと思っています。そうなれば業界としての層の厚さが出て、結果として技術者の地位がより高まっていくはずです。現状、我々はパイオニアで、切り拓いていくという意識があります。あとは技術力や発想力がどれだけあるかだと思うので、常にそれらを磨く環境作りをしていかないといけないと思っています」

プロダクション エクストリーム

――今後の目指すべき方向性について教えてください。

「デジタルクリエイタープロダクションという存在をもっと認知させたいです。将来、例えば絵を描くのが好きだとか、プログラムを組むのが好きだという子供に、学校の先生が『じゃあエクストリームに行けよ』というような、そういう存在になりたいです」

◆株式会社エクストリーム
2005年設立。クリエイターやエンジニアが開発段階から顧客企業のプロジェクトに参画する人材派遣業と、受託開発が柱。約350人の社員のうちクリエイターなどの技術者が300人以上を占める。「まじめに面白いを創る会社。未来の楽しいを造る会社。」を企業コンセプトに事業拡大を続け、2014年に東証マザーズ上場を果たした。

◆佐藤昌平エクストリーム 佐藤社長
1964年、大阪府生まれ。音楽活動に真剣に取り組み、25歳の頃に上京。ゲーム会社勤務を経て、2005年に計4人のメンバーでエクストリームを立ち上げた。ギターや作曲が趣味。

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