【ロナウジーニョ】稀代の天才プレイヤーが語る「天才」の条件

引退発表直後 独占インタビュー 

いつだって偉大な選手たちがそばにいた

――世界中のトッププレーヤーが集まるチームの中でも、ロナウジーニョさんはずば抜けた存在でした。チームメートとはどのような存在でしたか?

「僕はいつだって偉大な選手たちのすぐそばでプレーすることができた。彼らは、素晴らしい結果を生み出すために非常に重要な存在だったよ」

――世界中のトップ選手がチームメートであるがゆえに、協調する上で苦労したことはありませんでしたか?

「特になかったね。僕は元々大人しい性格なんだけど、サッカーのお陰でたくさんの友達ができたよ」

サッカーと音楽は人生の一部さ

――もしもサッカーと出会っていなければ、どんな仕事をしていたと思いますか?

「僕はサッカーを愛しているからね。物心ついた時からずっとサッカーをしていたし、サッカーなしの生活は想像もつかない。でも、たぶんジャーナリストになっていたような気がするよ」

――サッカーを引退した後は、どのようなビジョンを描いていますか?

「親善試合への誘いとか、コメンテーターの依頼とか、色んな仕事のオファーが来ているんだけど、子供のためのサッカーアカデミーを世界に広めていきたいと考えているよ。あとは音楽。音楽とサッカーはいつも僕と一緒に歩んできたし、僕の人生の一部だからね。もしできるなら、バンドを組んでミュージシャンとして夢を叶えてみたいと思っているよ」

――音楽家としてのロナウジーニョさんにも注目ですね。この先困難があった場合は、どのようにして乗り越えていきますか?

「僕はいつだって、困難よりも得られることの方が多いはずだと信じている。だからゆっくり焦らずに物事を進めていくよ」

全ての子供にスポーツを勧めるよ

――ロナウジーニョさんの考えるブラジルの魅力はなんでしょうか。

「ブラジルは素晴らしい国だよ。僕はブラジル人であることに誇りを持っているよ。ブラジル人は勤勉だし、愛国心がある。課題もだいぶ解消されてきたしね。発展途上国にはトラブルが付きものだけど、僕らは常に成長しているんだ」

――ブラジルと日本は密接な関係にありますが、日本のことはどう思いますか?

「僕にとって日本は特別な国だよ。日本人はいつだって僕に愛情と敬意を示してくれる。日本人はとても礼儀正しいしね。日本は困難を乗り越えていくという点で、世界の手本になる国だよね」

――日本人はあなたのプレーでたくさんの勇気を与えてもらいました。引退後も活躍を楽しみにしています。

「そんなことを言ってもらえてうれしいよ。日本にいると安らぐね」

――最後に日本のファンにメッセージをください。

「サッカーはスポーツであり、スポーツとは喜びであり、平和の象徴である。僕は、全ての子供たちにスポーツをやることを勧めるよ。それと、日本人は世界中の手本なんだ。日本人の皆さんにはお礼を言いたいね。たくさんの愛情をどうもありがとう」

◆ロナウジーニョ
サッカー元ブラジル代表のFW、MF。代表としては2002年の日韓ワールドカップ(W杯)で中心選手として活躍し、優勝に貢献。所属クラブではバルセロナをUEFAチャンピオンズリーグ優勝に導き、04、05年に2年連続でFIFA最優秀選手賞を受賞、05年にはバロンドールを受賞した。11年からはブラジルリーグでプレー。15年を最後にピッチから遠ざかり、今年1月、代理人の兄から現役引退が発表された。38歳。

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